ランダム化比較試験

プレバイオティクス(オリゴ糖)と、乳児のアトピー性皮膚炎の予防(ランダム化比較試験)

A mixture of prebiotic oligosaccharides reduces the incidence of atopic dermatitis during the first six months of age

どんな研究?

01 — Summary

アレルギー体質になりやすい家系の赤ちゃん(ミルク栄養)を対象に、腸内細菌のえさになる「プレバイオティクス(オリゴ糖)」を加えたミルクと、加えないミルク(偽薬)にランダムに分け、生後6か月までのアトピー性皮膚炎の発症を比べた研究です。オリゴ糖を加えたグループは、発症が9.8%と、加えないグループの23.1%より少なくなりました。腸内環境を整えることが、アレルギーの予防に役立つ可能性を示しています。

要点

02 — Key points
  • 01アレルギー体質になりやすい乳児を対象にしたランダム化比較試験
  • 02プレバイオティクス(オリゴ糖)入りミルクと偽薬を比較
  • 03アトピー性皮膚炎の発症が9.8%対23.1%と少なかった
  • 04腸内のビフィズス菌が増えていた
読むときの注意 / Limitations

対象はアレルギー体質になりやすいミルク栄養の乳児で、人数も多くありません。1件の研究の結果であり、すべての赤ちゃんに当てはまるとは限りません。母乳にはもともとオリゴ糖が含まれます。製品の利用は医師に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(二重盲検)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
Archives of Disease in Childhood
発表年
2006
DOI
10.1136/adc.2006.098251
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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