配偶者間暴力、母親の敏感な関わり、そして子どもの実行機能
Intimate partner violence, maternal sensitive parenting behaviors, and children's executive functioning.
どんな研究?
01 — Summary子どもが2〜3歳のときに配偶者間暴力(IPV)にさらされると、5歳時の実行機能(考える・制御する力)が低い傾向があることを154組の親子を追跡した研究が示しました。この関連は、暴力にさらされた母親が子どもへの敏感な関わりが減少することを介して生じる傾向がみられました。家庭内暴力への対応が、子どもの認知発達にも影響する可能性があります。
要点
02 — Key points- 01乳幼児期の家庭内暴力(IPV)への暴露は就学時の実行機能の低下と関連した
- 02母親の敏感な関わりの低下がIPVと子どもの実行機能の関係を媒介していた
- 03家庭内暴力への対応時に子どもの認知発達も視野に入れる重要性が示された
観察研究であり因果関係を示すものではありません。サンプル数が154組と小さく、特定の地域の家族に限られています。実行機能の測定が5歳時の1点のみで、長期的な影響は不明です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断的コホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Psychology of Violence
- 発表年
- 2014
- DOI
- 10.1037/a0037971
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
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