赤ちゃんの泣きと落ち着き反応:おくるみ・音・動きを使った、親による寝かしつけと機械による寝かしつけの比較
Infant crying and the calming response: Parental versus mechanical soothing using swaddling, sound, and movement.
どんな研究?
01 — Summary生後0〜6か月の赤ちゃん69人を対象に、おくるみ・音・揺れを組み合わせると赤ちゃんがすぐ落ち着くかを調べた実験です。親が抱いてあやす場合と、自動で揺らす特別なベッドの場合を比べました。どちらでもぐずりや心拍が下がり、赤ちゃんは落ち着きました。とくに月齢の低い赤ちゃんは、親によるあやしでより強く落ち着く傾向がみられました。
要点
02 — Key points- 01おくるみ・音・揺れを組み合わせると、赤ちゃんはすぐに落ち着きやすかった。
- 02親があやす場合も、自動で揺らすベッドの場合も、ぐずりと心拍が下がった。
- 03月齢の低い赤ちゃんでは、親によるあやしで落ち着き反応がより強い傾向だった。
- 04泣きへの対応に、おくるみを含む方法が役立つ可能性を示す。
短時間の実験室での観察で、家庭での長期的な睡眠への効果は調べていません。人数も少なく、おくるみ単独ではなく音や揺れと組み合わせた効果である点にも注意が必要です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- ランダム化したクロスオーバー実験
- エビデンス強度
- ランダム化比較試験
- 掲載誌
- PloS one
- 発表年
- 2019
- DOI
- 10.1371/journal.pone.0214548
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Relatedおくるみが赤ちゃんの睡眠と覚醒に与える影響:システマティックレビューと記述的統合
1歳までの健康な赤ちゃんを対象に、おくるみ(スワドリング)が睡眠に与える影響を調べた研究をまとめたレビューです。条件を満たした6件の研究をまとめたところ、おくるみをすると静かな眠りの時間が長くなり、まだおくるみに慣れていない赤ちゃんでは眠りの状態が変わる回数(浅い眠りと深い眠りの行き来)が減る傾向がみられました。一方で、目が覚めにくくなることは、これまでおくるみをしていなかった赤ちゃんでは乳幼児突然死のリスクを高めうると注意を促しています。
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