メタアナリシス

おくるみが赤ちゃんの睡眠と覚醒に与える影響:システマティックレビューと記述的統合

The effect of swaddling on infant sleep and arousal: A systematic review and narrative synthesis.

どんな研究?

01 — Summary

1歳までの健康な赤ちゃんを対象に、おくるみ(スワドリング)が睡眠に与える影響を調べた研究をまとめたレビューです。条件を満たした6件の研究をまとめたところ、おくるみをすると静かな眠りの時間が長くなり、まだおくるみに慣れていない赤ちゃんでは眠りの状態が変わる回数(浅い眠りと深い眠りの行き来)が減る傾向がみられました。一方で、目が覚めにくくなることは、これまでおくるみをしていなかった赤ちゃんでは乳幼児突然死のリスクを高めうると注意を促しています。

要点

02 — Key points
  • 01おくるみをすると、赤ちゃんの静かな(深い)眠りの時間が長くなる傾向がある
  • 02おくるみに慣れていない赤ちゃんでは、眠りの状態が変わる回数が減った
  • 03目が覚めにくくなることは、ふだんおくるみをしていない赤ちゃんでは突然死のリスクを高めうる
  • 04まとめられた研究は6件と少なく、おくるみのやり方の定義も研究ごとにばらついていた
読むときの注意 / Limitations

条件を満たした研究は6件と少なく、「おくるみ」のやり方や強さの定義が研究ごとにばらついているため、結果をそのまま一般化しにくい点に注意が必要です。睡眠の改善が見られても、目が覚めにくくなることには安全面のリスクがある点も合わせて理解する必要があります。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
システマティックレビュー(記述的統合)
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
Frontiers in pediatrics
発表年
2022
DOI
10.3389/fped.2022.1000180
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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