妊娠中の加熱式たばこ使用と妊娠高血圧症候群・低出生体重との関連:日本の調査
Heated tobacco product use and hypertensive disorders of pregnancy and low birth weight: analysis of a cross-sectional, web-based survey in Japan
どんな研究?
01 — Summary日本の妊婦を対象としたウェブ調査で、加熱式たばこ(電子たばこ型)を使用したことがある女性は、使用経験のない女性と比べて、妊娠高血圧症候群と低出生体重の発生率がそれぞれ約2.4倍高い傾向がみられました。妊娠中の加熱式たばこ使用経験率は11.7%と、決して少なくない割合でした。
要点
02 — Key points- 01妊娠中に加熱式たばこを使用したことがある女性は、妊娠高血圧症候群の発生率が約2.5倍(OR 2.48)高かった
- 02同様に低出生体重の発生率も約2.4倍(OR 2.36)高い傾向があった
- 03妊婦の約11.7%に加熱式たばこの使用経験があった
横断研究のため因果関係は示せない。データはウェブ調査による自己申告で、バイアスの可能性がある。サンプル数が558人と規模が小さく、交絡因子の調整も年齢のみであった。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- BMJ Open
- 発表年
- 2021
- DOI
- 10.1136/bmjopen-2021-052976
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠中の能動・受動喫煙と出産結果:九州沖縄母子保健研究
日本人妊婦1565人を対象に、妊娠中の喫煙(能動喫煙・受動喫煙)と低出生体重や早産などとの関係を調べました。能動喫煙は出生体重を有意に低下させる一方、受動喫煙の影響については検討されましたが、日本では妊娠中の能動・受動喫煙の影響を両方調べた研究として貴重です。
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