メタアナリシス

赤ちゃんの寝る向きと、乳児突然死症候群(SIDS)(システマティックレビュー)

Effect of sleep position in term healthy newborns on sudden infant death syndrome and other infant outcomes: A systematic review

どんな研究?

01 — Summary

赤ちゃんを「仰向け」で寝かせることが、乳児突然死症候群(SIDS)などのリスクを下げるかを、54件の研究(約47万人)をまとめて調べた研究です。うつぶせや横向きに比べて、仰向けで寝かせるとSIDSのリスクがおよそ半分に下がる関連がみられました(オッズ比0.51)。世界の多くのガイドラインが勧める「仰向け寝(バック・トゥ・スリープ)」を支持する結果です。

要点

02 — Key points
  • 0154件の研究(約47万人)をまとめたシステマティックレビュー
  • 02仰向け寝はうつぶせ・横向きよりSIDSのリスクが約半分(オッズ比0.51)
  • 03世界のガイドラインが勧める『仰向け寝』を支持
  • 04うつぶせ寝・横向き寝は避けることが基本
読むときの注意 / Limitations

SIDSは倫理上ランダム化比較試験ができないため、観察研究が中心で、確実性の評価は『非常に不確実』とされた項目もあります。ただし世界中で一貫した結果で、各国が仰向け寝を勧めたあとにSIDSが大きく減った歴史的事実もあります。寝返りができるようになった後の対応などは、かかりつけ医に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
システマティックレビュー(観察研究と一部の試験のまとめ)
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
Journal of Global Health
発表年
2022
DOI
10.7189/jogh.12.12001
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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