思春期前期の睡眠習慣と問題行動の関連:記述研究
Association between sleep habits and behavioral problems in early adolescence: a descriptive study
どんな研究?
01 — Summary日本の中学1年生(12〜14歳)604人を対象に、睡眠習慣と問題行動の関係を調べました。睡眠の質の低下・寝つきの悪さ・日中の眠気・睡眠障害がある子どもは、ない子どもに比べて問題行動のリスクが高い傾向がみられました。一方、総睡眠時間そのものは問題行動と明確な関連がみられませんでした。
要点
02 — Key points- 01睡眠の質・寝つきの悪さ・日中の眠気・睡眠障害は問題行動リスクの上昇と関連していた
- 02総睡眠時間は問題行動と統計的に有意な関連がなかった
- 03睡眠の質や睡眠障害の有無が、睡眠時間よりも問題行動と強く関係する可能性がある
横断研究のため因果関係は不明。保護者による報告を用いているため回答バイアスがある。日本の1校のみのデータで一般化には注意が必要。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- BMC Psychology
- 発表年
- 2022
- DOI
- 10.1186/s40359-022-00958-7
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related子ども・思春期の睡眠と心の健康(メタアナリシス)
子どもから思春期にかけての睡眠と心の健康の関係を、104件の研究(約32.6万人)を統合して調べたメタアナリシスです。睡眠が十分でないほど心の健康が悪い、という関連が見られました。特に、本人が感じる睡眠の質や、寝る時刻の規則性が、睡眠時間そのものよりも心の健康と強く関わっていました。
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