日本の小学生における2020年コロナ禍と過体重増加の関連
Impact of COVID-19 pandemic on children overweight in Japan in 2020
どんな研究?
01 — Summary東京都足立区の小学生を対象とした縦断研究で、コロナ禍前後でBMIの変化を比較しました。コロナ禍にさらされた子どもたちはそうでない子どもと比べ、過体重の割合が大幅に増加しており(22.5%→29.5%)、統計的にも有意な関連がみられました。
要点
02 — Key points- 01コロナ禍の子どもは6年生時点で過体重の割合が約7%増(22.5%→29.5%)
- 02差分の差分分析でBMI z-scoreが有意に上昇(係数0.22)
- 03過体重のオッズ比は2.51(95%CI 1.12〜5.62)と約2.5倍
観察研究であり、コロナ禍の生活変化の具体的な要因(身体活動量・食事内容など)は特定できていない。単一地域の研究であり一般化には注意が必要。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断コホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Pediatric Obesity
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.1111/ijpo.13128
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Relatedコロナ禍前後の子どもの24時間行動ガイドライン遵守と肥満の変化:日本東北地方の縦断研究
日本東北地方の6〜12歳の小学生247人を対象に、コロナ禍前(2019年)とコロナ禍中(2021年)を比較した研究で、コロナ禍の間に子どもの平均BMIが上昇し、過体重・肥満の割合が17.8%から24.0%に増加していました。また、身体活動・スクリーン時間・睡眠に関する24時間行動ガイドラインを全て満たす子どもの割合も10.9%から4.1%に大きく減少しました。
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