コホート研究

乳幼児期の全身麻酔と、4歳までの発達(日本のエコチル調査)

Association between general anesthesia in early childhood and neurodevelopment up to 4 years of age: the Japan Environment and Children’s Study

どんな研究?

01 — Summary

乳幼児期に手術などで全身麻酔を受けることが、その後の発達と関係するかを、日本のエコチル調査で調べた研究です。1歳になる前に全身麻酔を受けた子どもは、受けなかった子どもに比べて、各領域で発達の遅れがみられる割合が一時的に高めでした(とくに18か月の粗大運動)。ただし、3歳以降にはその差はほとんどみられなくなりました。

要点

02 — Key points
  • 01日本のエコチル調査で全身麻酔と発達の関連を分析
  • 021歳前の全身麻酔と、発達の遅れの一時的な高さが関連
  • 03とくに18か月の粗大運動で関連が大きかった
  • 043歳以降は差がほとんどみられなくなった
読むときの注意 / Limitations

観察研究のため、麻酔そのものの影響か、手術が必要になった病気の影響かを区別できません。多くの差は一時的でした。手術や麻酔は必要があって行われるもので、必要な治療を避けるべきという意味ではありません。心配は担当医に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
前向きコホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
Journal of Anesthesia
発表年
2024
DOI
10.1007/s00540-024-03359-9
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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