幼児期の社会的・感情的スキルの向上:社会情動的学習(SEL)の効果に関する介入研究
Enhancing social-emotional skills in early childhood: intervention study on the effectiveness of social and emotional learning
どんな研究?
01 — Summary日本の幼稚園・認定こども園に通う4〜5歳児を対象に、「Fun FRIENDS」という社会情動的学習プログラム(週1回・全10回)の効果を検証しました。介入群では、攻撃や反抗などの「外在化行動」と、不安や落ち込みなどの「内在化行動」の両方が介入前後で有意に改善しました。対照群には変化が見られなかったことから、プログラムの効果が示唆されます。ただし、長期的な効果の検証はまだこれからです。
要点
02 — Key points- 014〜5歳児への10週間のSELプログラムで、外在化行動(効果量0.74)と内在化行動(効果量0.65)が有意に改善した
- 02対照群では介入前後に有意な変化は見られなかった
- 03プログラムはクラス単位で実施され、より多くの子どもに予防的効果を届けられる可能性がある
ランダム割り付けではなく施設単位の群分けのため、選択バイアスの可能性がある。追跡期間が短く、長期的な効果は不明。日本の一地域(和歌山県)のみのデータ。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 準実験的介入研究(施設単位の群割り付け)
- エビデンス強度
- ランダム化比較試験
- 掲載誌
- BMC Psychology
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.1186/s40359-024-02280-w
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related料理教室学習が幼児の微細運動発達に与える効果:N-Gainスコアに基づく分析
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