妊娠中のオメガ3・魚の摂取と産後1・6か月時の母子絆の関連
Dietary intake of omega-3 PUFAs and fish in relation to mother-to-infant bonding at 1 and 6 months postpartum.
どんな研究?
01 — Summaryエコチル調査に参加した約9万1千人の母親を調べたところ、妊娠中のオメガ3脂肪酸(魚・DHAなど)の摂取が多いほど、産後1か月・6か月時の母子の絆が良好な傾向がありました。オメガ3が「子どもへの愛着感」を高めるのに関係している可能性があります。ただし、観察研究のため因果関係は示されていません。
要点
02 — Key points- 01妊娠中のオメガ3摂取量が多いほど産後1か月・6か月の母子絆スコアが良好な傾向があった
- 02魚の摂取量でも同様の傾向が確認された
- 0391,147人の大規模コホートであることが強みだが自己申告の限界がある
観察研究のため因果関係は示せない。絆の評価は自己申告のアンケートであり主観的。妊娠中の食事摂取量もアンケートで測定しており、正確性に限界がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Scientific Reports
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1038/s41598-025-02983-z
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related子どものアレルギー疾患の一次予防における多価不飽和脂肪酸(PUFA)の役割:SIAIPの立場表明
イタリア小児アレルギー免疫学会(SIAIP)の専門委員会が、オメガ3系脂肪酸(特に長鎖PUFAであるDHA・EPA)と子どものアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜんそく・アレルギー性鼻炎)予防との関係についてまとめた立場表明です。妊娠中・授乳中のオメガ3摂取は乳児の免疫プログラムに影響し、アレルギーリスクを下げる可能性があることが示されていますが、現時点では明確な推奨ができるほどのエビデンスが揃っておらず、さらなる研究が必要とされています。
母親・乳児へのオメガ3(n-3)脂肪酸の補給と、子どもの運動・認知発達(最新のシステマティックレビュー・メタアナリシス)
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妊娠前・妊娠中・授乳中のオメガ3サプリと、子どもの発達(システマティックレビュー)
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