生物多様性と子どものぜんそく:日本全国の後ろ向きコホート研究
Biodiversity and childhood asthma: A nationwide retrospective birth cohort study in Japan.
どんな研究?
01 — Summary住んでいる地域の生物多様性(生き物の豊かさ)が高いほど、子どもがぜんそくになりにくいかを、日本の10万組超の親子データで調べました。淡水魚の種の豊かさや遺伝的多様性が高い地域、および止水域(池・湖)が多い地域では、4〜5歳児の持続性ぜんそくリスクが2〜5%低い傾向が見られました。自然豊かな環境が子どもの免疫発達に関係する可能性が示唆されます。
要点
02 — Key points- 01淡水魚の種多様性・遺伝的多様性が高い地域の子どもでぜんそくリスクが2〜5%低い傾向
- 02109,233組の日本人親子を対象にした全国規模の後ろ向きコホート研究
- 03大気汚染・人口密度などを補正した上でも関連が見られた
観察研究であり因果関係は示せない。ぜんそくの定義はレセプトデータによるICD診断コードで、過剰・過少診断の可能性がある。生物多様性指標は市区町村単位であり、個人の実際の自然接触量は測定していない。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Environmental Epidemiology
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1097/ee9.0000000000000429
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
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