学校ベースの心理教育的介入は、思春期の不安やストレスの予防に役立つか
Effectiveness of School-Based Psycho-Educational Interventions in Preventing Sub-clinical Anxiety and Stress in Adolescents.
どんな研究?
01 — Summary思春期の若者を対象に、学校で行う心理教育的プログラム(認知行動療法・マインドフルネス・ヨガなど)が不安やストレスを軽減するかを検討した文献レビューです。11件の研究をまとめた結果、認知行動療法(CBT)は不安症状を有意に減らし感情調整を改善する傾向があり、マインドフルネスもストレス軽減に有望であることが示されました。ただし介入の長さや種類によって効果は異なり、エビデンスはまだ限られています。
要点
02 — Key points- 01学校ベースのCBTプログラムは、臨床診断のない思春期の若者の不安症状を減らす傾向がある
- 02マインドフルネスや身体活動(ヨガ等)にも心理的健康を改善する可能性が示された
- 03長期的効果や多様な文化・社会経済的背景への適用については十分なエビデンスがない
レビューに含まれる研究は11件と少なく、質にばらつきがある。対象は健康な思春期の若者であり、不安障害の診断がある子どもへの適用は別に検討が必要。介入の効果は文化的・社会経済的文脈によって異なる可能性がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 文献レビュー(一次・二次研究混合)
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- Clinical Child Psychology and Psychiatry
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1177/13591045251396388
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related子ども・思春期の身体活動介入が心の健康に与える効果:介入種類とベースラインリスクを調整変数としたシステマティックレビュー・メタアナリシス
ランダム化比較試験などを含む24件の研究を統合し、身体活動プログラムが子ども・青少年の心の健康に与える効果を分析しました。全体として身体活動は心の健康を小さいながら統計的に有意に改善しました(標準化平均差SMD=0.19)。マインドボディ系(ヨガなど)の介入と、もともとメンタルヘルスリスクが高い子どもでは効果が比較的大きい傾向が見られました。ただし効果の大きさは小さく、研究間の異質性も中程度でした。
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