ランダム化比較試験

生後2年間のビタミンD補給と6〜8歳時の自閉スペクトラム傾向:ランダム化臨床試験

Vitamin D supplementation in the first 2 years and autism spectrum traits at 6-8 years - a randomized clinical trial.

どんな研究?

01 — Summary

フィンランドの乳児を対象にした二重盲検RCTの二次解析で、生後2週〜2歳の間に通常量(400IU)または高用量(1200IU)のビタミンD3を補給した366人の子どもを、6〜8歳時に自閉スペクトラム傾向のスクリーニング票で評価しました。全体では補給量と自閉スペクトラム傾向に関連は見られませんでしたが、男の子に限った解析では、早期の25(OH)D(ビタミンD)濃度が高いほど傾向スコアがわずかに低い可能性が示されました。ただしこれは補助的な解析の結果であり、因果関係は確認されていません。

要点

02 — Key points
  • 01生後0〜2歳の通常量・高用量ビタミンD補給は、6〜8歳時の自閉スペクトラム傾向スコアに全体では差をもたらさなかった
  • 02男の子に限ると、1〜2歳時の血中ビタミンD濃度が高いほど傾向スコアがわずかに低い傾向があった
  • 03この関連は補助的な解析であり、高用量補給そのものが傾向を下げるとはいえない
読むときの注意 / Limitations

これはRCTの二次解析であり、自閉スペクトラム傾向はスクリーニング票による親の報告で診断ではない。男の子への関連は事後的な性別層別解析であり解釈に注意が必要。サンプルサイズが限られており、結果の一般化には追加研究が必要。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(二次解析)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
Journal of Child Psychology and Psychiatry
発表年
2026
DOI
10.1111/jcpp.70110
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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