妊娠中のきのこの摂取と、5歳児の社会性との関係(九州・沖縄の母子コホート)
Maternal Mushroom Consumption During Pregnancy Is Associated With Decreased Risk of Peer Problems and Decreased Risk of Low Prosocial Behavior in 5-Year-Olds.
どんな研究?
01 — Summary日本の九州・沖縄の母子コホート研究で、妊娠中のお母さんのきのこの摂取量と、5歳児の行動・社会性との関係を調べました。約1200組の親子を分析したところ、きのこをよく食べていたお母さんの子どもは、友だち関係の問題が少なく、思いやりのある行動(向社会的行動)が低くなりにくい傾向が見られました。
要点
02 — Key points- 01妊娠中のきのこの摂取が多いほど、5歳児の友だち関係の問題が少ない傾向
- 02思いやりのある行動が低くなりにくい傾向も見られた
- 03食事は食歴質問票で、行動は保護者の回答で評価
観察研究のため、きのこを食べたことが子どもの社会性を直接よくしたとは言えません。約1200組と規模は中程度で、食事や行動の評価は質問票によります。きのこをよく食べる家庭の他の生活習慣が影響している可能性もあります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Journal of Human Nutrition and Dietetics
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1111/jhn.70222
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠中の食物繊維の摂取と、5歳児の行動・社会性との関係(九州・沖縄の母子コホート)
日本の九州・沖縄の母子コホート研究で、妊娠中のお母さんの食物繊維の摂取量と、5歳になった子どもの行動・社会性との関係を約1200組の親子で調べました。食物繊維をよく摂っていたお母さんの子どもは、落ち着きのなさ(多動傾向)が少なく、思いやりのある行動が低くなりにくい傾向が見られました。一方で、感情面や友だち関係、素行の問題とははっきりした関係は見られませんでした。
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