妊娠中の食事は、子どもの社会性・行動と関係する?
妊娠中のきのこやビタミンCなどの摂取が、子どもの社会性とプラスに関連するという報告があります。ただし単一の研究にもとづくものが多く、根拠は弱いため、特定の食品の効果を強調するものではありません。
単一のコホート研究にもとづくものが多く、確実性が非常に低いため。
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妊娠中の母親の食事の質・習慣は、子どもの発達や出生体重と関係する?
日本の大規模な調査では、食物繊維をよくとる・朝食を規則正しくとる・バランスの良い食事といった食習慣が、子どもの発達のよさや出生体重とプラスに関連すると報告されています。ただしいずれも観察研究のため因果関係は示せず、特定の食品の効果を強調するものではありません。全体としてバランスの良い食事を心がける参考にしてください。
父親の関わりは、子どもの発達によい?
父親がよく関わる家庭ほど、子どもの社会性や行動面、認知の発達がよい傾向が報告されています。ただし研究の多くは観察研究で、結果にばらつきもあるため、関連であって「父親の関わりが原因でよくなる」と言い切ることはできません。
音楽・歌は、子どもの発達によい?
親子で一緒に楽しむ音楽やリズム遊びは、社会性や言葉の発達によい影響をもたらす可能性が報告されています。とくにリズムに合わせて体を動かすプログラムでは、社会性や行動面でのよい効果が信頼性の高い試験で示されています。一方で、言葉や認知への効果は関連の報告が中心で、結果にばらつきもあり、まだはっきりしていません。
砂糖(甘いもの)の摂り過ぎは、子どもの行動(ADHD)と関係する?
添加された砂糖や甘い飲み物・お菓子の摂取が、ADHDの症状や多動と関連するという報告が多くあります。ただし観察研究が中心で、砂糖が直接の原因とは言えません。甘いものを完全に避ける必要はなく、頻度に気をつけるのが現実的です。
妊娠中のコリン(卵などに多い栄養素)は、子どもの発達によい?
コリンは脳や神経の発達に関わる栄養素で、多くの妊婦が推奨量に届いていないと指摘されています。ただし、妊娠中にコリンを増やすと子どもの発達がよくなるかについては、人を対象にした研究の数が少なく結果もばらついており、現時点ではよくなるともならないとも言い切れません。