ランダム化比較試験

菜食中心の妊婦へのビタミンB12補給と、赤ちゃんの発達(インド・ネパールのランダム化比較試験)

Maternal supplementation of vitamin B12 in predominantly vegetarian pregnant women improves their vitamin B12 status and the neurodevelopment of their infants: the MATCOBIND multicentric double-blind randomised control trial

どんな研究?

01 — Summary

動物性食品が少ない食事ではビタミンB12が不足しやすく、赤ちゃんの発達に影響しうると考えられています。インドとネパールで、菜食中心の妊婦を、B12を多め(1日250µg)に補給するグループと少なめ(50µg)のグループにランダムに分けて比べた研究です。多めに補給したグループの赤ちゃんは、生後9〜12か月の知的発達の指標がやや高く、母親のB12の状態も改善しました。

要点

02 — Key points
  • 01インド・ネパールの菜食中心の妊婦531人を対象としたランダム化比較試験
  • 02B12を多め(250µg)に補給したグループの赤ちゃんは知的発達の指標がやや高かった
  • 03母親のB12の状態も多めのグループでより改善した
  • 04運動の発達や出生時の体格には差がなかった
読むときの注意 / Limitations

比較は「多め」対「少なめ」の補給どうしで、補給なしと比べたものではありません。発達の差は小さく、対象は菜食中心でB12が不足しやすい集団です。B12が足りている人に同じ効果があるとは限りません。サプリの利用は自己判断で増やさず、食事に動物性食品が少ない場合は医師に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(二重盲検)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
BMJ Paediatrics Open
発表年
2026
DOI
10.1136/bmjpo-2025-004112
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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