ランダム化比較試験

母乳育児推進が子どもの健康に与える因果効果:栄養の役割の解明

Causal effects of breastfeeding promotion on child health: understanding the role of nutrition

どんな研究?

01 — Summary

長期にわたる完全母乳育児を推進した大規模ランダム化比較試験(PROBIT試験)のデータを用いて、母乳育児促進が子どもの成長に与える効果を分析した研究です。介入群の乳児は母乳を多く飲み、水分・果汁などの摂取が減ったことでカロリー密度の高い食事になり、体重増加が乳児期から青年期まで持続しました。この研究では、体重増加の主な要因はカロリー摂取量の増加であり、感染症の減少による寄与は小さいと結論づけています。

要点

02 — Key points
  • 01母乳育児促進により乳児期の体重増加が改善し、その効果は青年期まで持続した
  • 02体重増加の主な理由はカロリー摂取量の増加(母乳でより高カロリーな食事になったこと)だった
  • 03感染症減少による体重増加への寄与は小さかった
読むときの注意 / Limitations

ベラルーシ(PROBIT試験)の結果であり、乳児用ミルクが母乳の代替として十分に栄養価が高い国では異なる結果になる可能性があります。また介入は母乳育児の推進であり、個々の授乳の内容が異なる場合があります。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(二次解析)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
Swiss Journal of Economics and Statistics
発表年
2026
DOI
10.1186/s41937-026-00153-0
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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