コホート研究

ひとり親(母子)家庭の子どもにおいて、身体活動がレジリエンスを高める可能性:A-CHILD研究

Physical Activities Promote Resilience of Children in Single-Mother Families: Results from A-CHILD Study

どんな研究?

01 — Summary

東京・足立区の小学生3,076人を対象にした縦断研究(A-CHILD研究)で、ひとり親(母子)家庭の子どもの身体活動量とレジリエンス(逆境に対処する力)の関係を調べました。ひとり親家庭の子どもは身体活動量が少なく、6年生時点でのレジリエンス得点も低い傾向がありました。特に男児では、身体活動量の低さがレジリエンスの低さを約84%媒介していました。運動の機会を増やすことが、不利な環境下の子どものレジリエンス向上に役立つ可能性があります。

要点

02 — Key points
  • 01ひとり親家庭(7.2%)の子どもは2年生時の身体活動量が少なく、6年生でのレジリエンスも低かった
  • 02男児では身体活動量が「ひとり親家庭→低レジリエンス」の関係を84%媒介していた
  • 03日本のコホート研究(N=3,076)で長期追跡
読むときの注意 / Limitations

観察研究であり、身体活動量を増やすことでレジリエンスが上がるという因果関係を直接示すものではありません。身体活動量は親の報告に基づいており、測定精度に限界があります。女児では媒介効果が確認されませんでした。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
コホート研究(縦断研究)
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
Maternal and Child Health Journal
発表年
2026
DOI
10.1007/s10995-026-04271-2
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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