家庭環境(遊具・スペース)が日本の子どもの運動発達に与える影響
Influence of Affordances in the Home Environment on Motor Development of Young Children in Japan
どんな研究?
01 — Summary日本の262家族を対象に、家庭の運動発達環境(スペース・おもちゃ・屋外活動の機会など)と幼児の運動発達の関係を調べた研究です。微細運動おもちゃ(手先を使うもの)と粗大運動おもちゃ(体全体を動かすもの)へのアクセスが子どもの運動発達に最も強く関連していました。また親自身が身体活動の習慣をもつ家庭では、子どもの環境スコアが高い傾向がみられました。
要点
02 — Key points- 01微細運動おもちゃ・粗大運動おもちゃへのアクセスが運動発達との関連が最も強かった
- 02親の身体活動経験がある家庭では子どもの運動環境スコアが高かった
- 03日本の家庭環境は全体的に子どもの運動発達にとって十分な水準だったと評価された
観察研究であり関連であって因果関係ではありません。運動発達は親の自己報告による評価であり、客観的な測定ではありません。サンプルが262家族と限定的で、地域の偏りがある可能性もあります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断調査研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Child Development Research
- 発表年
- 2013
- DOI
- 10.1155/2013/898406
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related生まれてから一人歩きまでの「粗大運動」の発達に関わる要因(縦断研究のシステマティックレビュー)
健康な赤ちゃんが、寝返りやお座り、歩き始めといった体の大きな動き(粗大運動)をどう発達させるかに関わる要因を、長期間追いかけた36件の研究からまとめたレビューです。出生時の体重が重いほど運動の発達が進みやすいという関連が、最も確かな根拠とともに示されました。妊娠週数(早産かどうか)や、ふだんの寝かせ方(うつぶせの時間など)にも、中くらいの強さの関連が見られました。
5〜6歳児の粗大運動スキルに対するゲーム型・屋外活動型・従来型学習モデルの効果比較
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