5〜10歳児の身体活動・体力・運動能力の関係:システマティックレビュー
Physical Activity, Physical Fitness, and Motor Competence in Children Aged 5–10 Years—A Systematic Review
どんな研究?
01 — Summary2020〜2025年に発表された13件の観察研究(5〜10歳の子ども対象)をもとに、身体活動・体力・運動能力の3つの関係を整理しました。運動能力が高い子どもは身体活動量が多く体力も高い傾向があり、特に客観的指標で測定した研究でこの関連が明確でした。ただし研究の質や方法にばらつきがあり、エビデンスの確実性は「低〜中程度」と評価されています。
要点
02 — Key points- 01運動能力・身体活動・体力の3つは互いに正の関連がある傾向が示された
- 02特に運動能力と身体活動量の関連は、客観的測定を用いた研究で一貫していた
- 03エビデンスの確実性はGRADEスタイルで「低〜中程度」と評価された
横断研究が中心で因果関係は示せない。研究間の方法・測定指標の多様性からメタアナリシスは行えず、ナラティブ統合にとどまる。研究の多くは欧州からのもので、一般化に限界がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー(横断・縦断観察研究)
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- Healthcare
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3390/healthcare14131813
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related徒歩通学と身体活動・体力の関連:岡山県の小学生を対象とした研究
岡山県の小学生249人を対象に、徒歩通学の時間と身体活動量・体力の関係を加速度計と体力テストで調べました。徒歩通学時間が長いほど、登下校の時間帯や1日全体の歩数・中高強度身体活動量が多い傾向がありました。特に女子では、徒歩通学時間が長いほど体力テストの一部(反復横跳び・20mシャトルラン・立ち幅跳び)の成績が高い傾向がみられました。
新型コロナウイルスパンデミック後の子どもの体力の変化:後ろ向き研究
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