幼児が魚を食べると、水銀への曝露は高まる?
米国の出生コホート研究で、3歳児が魚を週1回以上食べると食べない子に比べて爪の水銀濃度が約2倍高いことが示されました。特にマグロなどの白身でない魚(揚げ物でない魚)との関連が強くみられました。少量の魚摂取でも水銀曝露が上昇する傾向があります。ただし、健康への具体的な影響については今後の研究が必要です。
比較的大規模なコホート研究(700人)で、魚摂取と水銀曝露の関連は明確に示されている。ただし観察研究のため因果関係は示せず、対象が米国の1地域(非直接性)であることから確実性は「低い」とした。
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妊娠中に魚やオメガ3(DHAなど)をよく摂ると、子どもの発達の一部によい可能性が報告されています。ただし魚は水銀も含むため、種類や量のバランスが大切です。効果は大きくなく確実性は低めです。
妊娠中の重金属(鉛・水銀など)は、子どもの発達と関係する?
鉛やヒ素などの金属、メチル水銀への妊娠中・乳児期の曝露は、子どもの知能や認知の低さと関連すると複数の研究で報告されています。関連の確実性は高くありませんが、方向はおおむね一致しているため、できる範囲で曝露を減らすのが無難と考えられます。
子どものころの逆境体験(虐待・暴力など)は、その後の体の健康と関係する?
複数の研究で、子どものころの逆境体験は、その後の心血管・代謝の健康(高血圧・肥満・メタボリックシンドロームなど)のリスクの高さと関連すると報告されています。ただし観察研究が中心で、関連であって因果関係が確定したわけではありません。
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母乳に重金属などの汚染物質が含まれることはある?赤ちゃんへの影響は?
母乳中に銅・鉄・マンガン・アルミニウムなど複数の金属が検出されることは報告されており、農業地域では一部の非必須金属濃度が高い傾向があるとされています。一部の金属濃度が出生体重・早産と関連していたという報告もありますが、これはブラジルのアマゾン地域という特定環境の横断研究1件であり、日本の環境には直接当てはまりません。なお、母乳育児自体は引き続き推奨されています。