コホート研究

子どものスマートフォン使用と近視の進み方の関連:前向きコホート研究

The association between smartphone use and myopia progression in children: a prospective cohort study.

どんな研究?

01 — Summary

6〜14歳の子ども523人を2年間追いかけ、スマートフォンの使用時間をアプリで記録して、近視の進み方との関連を調べた研究です。1日の使用時間が長い子ほど近視が進みやすい傾向がみられました。一方で、屋外で過ごす時間が長いことや、画面を顔から遠ざけて見ることは、近視が進みにくいことと関連していました。親が近視の子どもは、そうでない子に比べて近視が進む割合が高い傾向もみられました。

要点

02 — Key points
  • 01523人の子どもを2年間追跡し、スマホ使用をアプリで実測した前向き観察研究。
  • 021日のスマホ使用時間が長いほど、近視の進み方が大きい傾向。
  • 03屋外時間が長いこと、画面との距離が遠いことは、近視が進みにくいことと関連。
  • 04親が近視の子は近視が進む割合が高い傾向(遺伝・家庭環境の影響)。
読むときの注意 / Limitations

観察研究のため、スマホ使用が近視を進ませる原因だと断定はできず、あくまで関連を示すものです。スマホをよく使う子は屋外で過ごす時間が短いなど、ほかの要因が影響している可能性もあります。対象は1つの集団に限られます。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
前向きコホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
BMC Pediatrics
発表年
2025
DOI
10.1186/s12887-025-05715-4
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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