乳児早期の週1回ビタミンD補充はビタミンD不足予防に有効か:2施設後方視的研究
Weekly vitamin D supplementation during early infancy as a potential strategy to prevent vitamin D insufficiency: A two-center retrospective study
どんな研究?
01 — Summary日本の2施設で1か月齢の乳児555人を調査したところ、ビタミンDを補充しなかった群では89%がビタミンD不足でしたが、週1回1,000IU補充した群では不足率が20%に低下し、毎日240IU補充した群(26%)と同等の効果が得られました。過剰摂取の事例はありませんでした。日本にはビタミンD補充に関する全国ガイドラインがなく、本研究はビタミンK同様に週1回の投与が実用的な選択肢になりうることを示しています。
要点
02 — Key points- 01補充なし群では89%の乳児がビタミンD不足(血中25(OH)D中央値9.7 ng/mL)
- 02週1回1,000IU補充でビタミンD不足リスクが約96%低下(補充なし群比)
- 03過剰摂取例はなく、週1回補充は日常的に実施しやすい方法として提案される
後方視的研究であり交絡因子の制御に限界がある。2施設のみのデータで一般化に注意が必要。長期的な健康アウトカムへの影響は調べられていない。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 後方視的観察研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Pediatrics & Neonatology
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1016/j.pedneo.2025.08.002
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related完全母乳の乳児におけるビタミンDサプリメントの有効性に関する縦断的研究
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