ペルーの学童における身体活動と睡眠障害の関連:横断研究
Association between physical activity and sleep disorders in Peruvian schoolchildren: A cross-sectional study
どんな研究?
01 — Summaryペルーの公立小学校に通う9〜12歳の子ども81人を対象に、身体活動量と睡眠障害の関連を調べました。参加者の約63%に何らかの睡眠の問題が見られ、身体活動量が多いほど睡眠障害のスコアが低い(睡眠の問題が少ない)という強い負の相関が認められました(ρ=−0.752)。
要点
02 — Key points- 01身体活動量と睡眠障害スコアの間に強い負の相関(ρ=−0.752)が見られた
- 02活動の種類・頻度・時間・強度すべてが睡眠問題の少なさと関連していた
- 03低・中所得国の文脈での知見であり、学校での運動促進が睡眠改善に貢献する可能性がある
横断研究のため因果関係は不明。対象は81人と小規模で、ペルーの1校のみ。身体活動量・睡眠ともに質問票による評価で客観的測定ではない。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Sleep Medicine X
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1016/j.sleepx.2025.100160
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related就学前の子どもの生活習慣介入と24時間の動作行動:系統的レビューとメタアナリシス
2〜6歳の就学前の子どもを対象に生活習慣への介入効果を調べた43件のランダム化比較試験(計13,659人)をメタアナリシスで統合しました。介入により、中〜高強度の身体活動が1日約5.8分増加し、睡眠時間も約0.18時間増加する傾向が見られました。座りがちな行動は約7.6分、スクリーンタイムは約0.33時間減少しました。ただしエビデンスの確実性は低く、研究間のばらつきも大きいため、結果は「改善の方向を示す」程度に解釈するのが適切です。
乳幼児の運動・栄養・睡眠を改善するための親向けデジタル介入:システマティックレビュー
0〜5歳の子どもを対象に、親向けのデジタル介入(アプリ・ウェブサイトなど)が身体活動・栄養・睡眠に与える効果をまとめたシステマティックレビューです。RCTを対象に7つのデータベースを検索した結果、デジタル介入は一部の健康行動(特に睡眠や授乳)に改善の可能性が示されましたが、全体として効果はまちまちで、エンゲージメント(継続使用)が大きな課題であることが明らかになりました。
33か国の幼児の運動・座っている時間・睡眠(プール解析)
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