追いつき成長のタイミング:早産児の出生後成長軌跡(サウジアラビア)
Time to catch-up: postnatal growth trajectories in preterm infants at a tertiary care hospital in Riyadh, Saudi Arabia
どんな研究?
01 — Summary早産で生まれた赤ちゃんは、体重については生後1年以内に正期産児に近づく傾向がありますが、身長(体長)の追いつきは修正月齢24か月ごろまでかかる可能性があります。非常に低体重で生まれた赤ちゃんほど追いつき成長の割合が高いことも示されました。ただし、この研究は1施設のコホートであり、結果の一般化には限界があります。
要点
02 — Key points- 01早産児の体重は修正月齢1年以内におおむね正期産児に近づく
- 02身長(体長)の追いつきは修正月齢24か月まで続く傾向
- 03超低出生体重児(VLBW)では24か月時点での追いつき成長率が31.8%と最も高い
単一施設・後ろ向きコホートであり、サンプルサイズが134人と小さい。中東(サウジアラビア)の施設データであり、日本の早産児ケアの状況と異なる可能性がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- BMC Pediatrics
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1186/s12887-026-07223-5
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related出生体重500g刻みの日本人子ども成長曲線:日本環境と子どもの研究の知見
日本の大規模コホート(約9万9000人)のデータを用いて、出生体重ごとに分けた8種類の成長曲線を作成しました。出生体重が2500g未満だった赤ちゃんは4歳までに身長・体重のSD値が大幅に改善し、体格が追いつく傾向が見られました。一方、出生体重が3500g以上の赤ちゃんは4歳までに身長・体重のSD値が低下する傾向がありました。これらの成長曲線は、低出生体重・高出生体重の子どもの成長を正確に評価するためのツールとして役立ちます。
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