ランダム化比較試験

妊娠中のカルシウム補給が、子どもの血圧に与える長期的な影響(ランダム化比較試験の追跡)

Long term effect of calcium supplementation during pregnancy on the blood pressure of offspring: follow up of a randomised controlled trial

どんな研究?

01 — Summary

妊娠中の母親にカルシウムを補給するグループと偽薬のグループにランダムに分け、生まれた子どもが約7歳になったときの血圧を比べた追跡研究です。全体としてカルシウムを補給した母親の子どもは血圧がやや低めで、とくに体格が大きめの子どもでその差がはっきりしていました。妊娠中の栄養が、生まれた後の子どもの体の状態に長く影響しうることを示した古い研究です。

要点

02 — Key points
  • 01妊娠中のカルシウム補給を調べたランダム化比較試験の約7歳時点の追跡(591人)
  • 02補給した母親の子どもは血圧がやや低めの傾向
  • 03とくに体格が大きめの子どもで差がはっきりしていた
  • 04妊娠中の栄養が子どもの将来の体の状態に関わる可能性
読むときの注意 / Limitations

血圧の差は小さく、すべての子どもに当てはまるわけではありません。古い研究(1997年)で、対象集団も限られます。これは特定のサプリメントの摂取を勧めるものではなく、妊娠中のカルシウムやサプリの利用は自己判断で増やさず、医師に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(長期追跡)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
BMJ
発表年
1997
DOI
10.1136/bmj.315.7103.281
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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