カルシウムの補給は、子どもの骨や血圧によい?
カルシウムの補給は、子どもの骨の量を増やしたり、血圧をやや下げたりする可能性が、ランダム化比較試験で示されています。ただし効果は小さめで、骨への効果は補給をやめた後も続くとは限らず、身長を伸ばす効果は確認されていません。
いずれもランダム化比較試験(質:高い)で一貫して良い方向を示しています。ただし、効果は小さめで、骨量への効果は補給をやめた後も続くとは限らず、各論点はそれぞれ単一の古い試験(1995年・1997年)に基づき、対象集団も限られます。そのため「高い」とはせず「中」に留めました。なお、身長を伸ばす効果は確認されていません。
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妊娠中のカルシウムは、妊娠高血圧(妊娠高血圧腎症)を防ぐ?
ランダム化試験やそのまとめでは、妊娠中のカルシウム補給は妊娠高血圧腎症や早産を減らす傾向がみられます。ただし効果は食事からのカルシウムが不足している人や高リスクの人で特にはっきりしており、十分に取れている人で同じ効果があるかははっきりしません。必要性は医師に相談を。
ビタミンDは、子どもの健康(骨・感染)によい?
十分なビタミンDは、子どもの身長の伸びや骨の健康、感染への抵抗に関わると報告されています。一方で、ぜんそくを予防する効果ははっきりしていません。サプリの利用は量を守り、医師に相談してください。
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発育の遅れ(低身長・発育不良)は、栄養で防げる?
栄養不足による子どもの発育の遅れ(低身長=スタンティング)は、妊娠中や乳幼児期に栄養を補う対策である程度防げると考えられています。妊婦への栄養補給で赤ちゃんの出生体重が増えたランダム化比較試験や、乳幼児期の栄養対策で身長の伸びがわずかに改善し低身長が減ったとするまとめがあり、世界全体でも低身長は大きく減ってきました。ただしこれらの根拠の多くは、もともと栄養が不足しがちな低・中所得地域の研究で、栄養が足りている日本の子どもにそのまま当てはまるとは限りません。身長の伸びには遺伝や睡眠・運動など多くの要因が関わるため、栄養だけで決まるわけではなく、心配なときは専門家に相談してください。
妊娠中のビタミンDは、子どもの発達や成長によい?
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