就寝前のスクリーン使用に関する子育て習慣と幼児の睡眠との関係(メキシカン系アメリカ人家庭)
1042 Parenting Practices Regarding Screen Use at Bedtime and Its Relationship with Toddler Sleep in Mexican American Families
どんな研究?
01 — Summaryメキシカン系アメリカ人家庭の幼児を持つ母親を対象に、就寝前のスクリーン使用に関する子育て習慣と、加速度計で客観的に測定した幼児の睡眠を調べた研究です。就寝前のスクリーン使用を管理する子育て習慣(ルール設定など)が、幼児の睡眠の質と関連している可能性が示されました。
要点
02 — Key points- 01就寝前のスクリーン使用に関する母親の子育て実践は、幼児の睡眠指標と関連していた
- 02加速度計を用いた客観的睡眠測定を採用した研究
- 03文化的背景(メキシカン系アメリカ人)を考慮した介入設計の重要性が示唆された
学会発表抄録であり詳細な結果が限られる。メキシカン系アメリカ人に限定したサンプルであり、他の集団への一般化に注意が必要。横断的測定。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断観察研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Sleep
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1093/sleep/zsaf060.0313
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Relatedメキシカン系アメリカ人家庭における父母の就寝前スクリーン使用への信念と幼児の睡眠
メキシカン系アメリカ人家庭の42組の父母を対象に、就寝前のスクリーン使用に関する父母それぞれの考え方と幼児(12〜16か月)の睡眠の関係を調べた研究です。父親のスクリーン使用への考え方を含めた分析は少ないため、父母両方の意識が幼児の睡眠習慣に影響する可能性を検討した点が特徴的です。
デジタルメディアへの暴露と子どもの健康:イタリア小児科学会の推奨
イタリア小児科学会のデジタル依存委員会が、2018〜2025年の国際文献をシステマティックレビューし、未成年者のデジタルメディア使用の影響をまとめました。過剰・無制限な使用は、肥満・言語発達の遅れ・注意力の低下・睡眠障害・視力低下(近視の進行)・不安やうつなどと関連することが示されました。委員会はスマートフォンは13歳以降、SNSは14〜18歳以降に制限することなどを推奨しています。
乳幼児(0〜3歳)のスクリーン使用が発達に与える影響:心理・行動領域のシステマティックレビュー
2007年〜2024年に発表された158件の研究を統合し、0〜36か月の乳幼児のスクリーン使用が9つの発達領域(睡眠・認知・言語・運動・感情・社会性など)に与える影響をまとめたスコーピングレビューです。スクリーン使用に伴うリスクが指摘される一方、研究間で結果にばらつきがあり、因果関係を示す証拠は限られています。コンテンツの種類や視聴環境(一緒に見るかどうか)などの詳細が多くの研究で欠如しており、今後の研究の必要性が強調されています。