メキシカン系アメリカ人家庭における父母の就寝前スクリーン使用への信念と幼児の睡眠
1062 Mothers' and Fathers' Beliefs About Bedtime Screen Use and Toddlers' Sleep in Mexican American Families
どんな研究?
01 — Summaryメキシカン系アメリカ人家庭の42組の父母を対象に、就寝前のスクリーン使用に関する父母それぞれの考え方と幼児(12〜16か月)の睡眠の関係を調べた研究です。父親のスクリーン使用への考え方を含めた分析は少ないため、父母両方の意識が幼児の睡眠習慣に影響する可能性を検討した点が特徴的です。
要点
02 — Key points- 01父母の就寝前スクリーン使用への信念と幼児睡眠の関係を、母親・父親両方から調べた
- 02スペイン語・英語バイリンガルで調査を実施
- 03父親の育児・就寝習慣への意識が子どもの睡眠に影響する可能性が示唆された
学会発表抄録であり詳細が限られる。サンプルが42組と小規模で、特定の文化集団への限定がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断観察研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Sleep
- 発表年
- 2025
- DOI
- 10.1093/sleep/zsaf060.1085
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related就寝前のスクリーン使用に関する子育て習慣と幼児の睡眠との関係(メキシカン系アメリカ人家庭)
メキシカン系アメリカ人家庭の幼児を持つ母親を対象に、就寝前のスクリーン使用に関する子育て習慣と、加速度計で客観的に測定した幼児の睡眠を調べた研究です。就寝前のスクリーン使用を管理する子育て習慣(ルール設定など)が、幼児の睡眠の質と関連している可能性が示されました。
デジタルメディアへの暴露と子どもの健康:イタリア小児科学会の推奨
イタリア小児科学会のデジタル依存委員会が、2018〜2025年の国際文献をシステマティックレビューし、未成年者のデジタルメディア使用の影響をまとめました。過剰・無制限な使用は、肥満・言語発達の遅れ・注意力の低下・睡眠障害・視力低下(近視の進行)・不安やうつなどと関連することが示されました。委員会はスマートフォンは13歳以降、SNSは14〜18歳以降に制限することなどを推奨しています。
乳幼児(0〜3歳)のスクリーン使用が発達に与える影響:心理・行動領域のシステマティックレビュー
2007年〜2024年に発表された158件の研究を統合し、0〜36か月の乳幼児のスクリーン使用が9つの発達領域(睡眠・認知・言語・運動・感情・社会性など)に与える影響をまとめたスコーピングレビューです。スクリーン使用に伴うリスクが指摘される一方、研究間で結果にばらつきがあり、因果関係を示す証拠は限られています。コンテンツの種類や視聴環境(一緒に見るかどうか)などの詳細が多くの研究で欠如しており、今後の研究の必要性が強調されています。