身体活動と「やり抜く力(グリット)」の縦断的関係:中学生における創造的パーソナリティの媒介役割
Exploring the longitudinal relationship between physical activity and grit: the mediating role of creative personality in middle school students
どんな研究?
01 — Summary韓国の中学生2,325人を3年間追跡した研究で、運動する時間が多い生徒ほど創造的なパーソナリティを持ちやすく、そのことが「やり抜く力(グリット)」の高さにつながる傾向が示されました。創造的パーソナリティが、身体活動とグリット発達の橋渡しをしている可能性があります。ただし観察研究のため、因果関係を断定することはできません。
要点
02 — Key points- 01運動時間が多い中学生は、創造的パーソナリティのスコアが高い傾向があった
- 02創造的パーソナリティは、身体活動量とグリット(粘り強さ)の発達を部分的に媒介していた
- 033年間の縦断データを用いた潜在成長媒介モデルによる分析
観察研究であり、因果関係は示されない。韓国の中学生のみを対象としており、他の文化・年齢への一般化には注意が必要。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断コホート研究(3波パネルデータ)
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Frontiers in Public Health
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3389/fpubh.2026.1834779
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related中学生の身体活動と学業バーンアウトの関係:感情調整の媒介効果
中国の中学生1529人を対象に、身体活動と学業バーンアウト(学習意欲の消耗)の関係を横断的に調べました。身体活動量が多い生徒ほど学業バーンアウトが低い傾向がありました(r=−0.28)。この関係は、感情を前向きに捉え直す「認知的再評価」という方略を通じて一部媒介されていました。
ADHD児の実行機能に対するさまざまな運動・身体活動介入の効果:スコーピングレビュー
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子ども・思春期の身体活動介入が心の健康に与える効果:介入種類とベースラインリスクを調整変数としたシステマティックレビュー・メタアナリシス
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