観察研究

リスクのある遊びへの親の認識と幼児の運動的創造性:達成動機の媒介効果と性別の調整効果

Parental perceptions of risky play and preschooler's motor creativity: mastery motivation as mediator and gender as moderator

どんな研究?

01 — Summary

トルコの幼稚園に通う3〜6歳の子ども367人を対象に、親がリスクのある遊び(探索・挑戦・スリルのある活動)を許容するかと、子どもの運動的創造性の関連を調べました。リスクのある遊びを多く経験した子どもほど運動的創造性が高い傾向があり、「やり遂げたい気持ち(達成動機)」がその間をつなぐ役割をしていました。また、男の子においてこの関連がより強くみられました。ただし観察的な調査であり、遊びが創造性を直接高めるかどうかは因果関係として確認できていません。

要点

02 — Key points
  • 01リスクのある遊びへの関与が多い子どもほど、運動的創造性(動きの独自性・適応性)が高い傾向がみられた
  • 02「達成動機(challenge・粘り強さ)」がリスク遊びと運動創造性の間を媒介していた
  • 03男の子の方が女の子よりもこの関連が強く、性差がみられた
読むときの注意 / Limitations

横断的な観察研究であり、リスク遊びが創造性を伸ばすという因果関係は示せない。トルコの幼稚園のデータであり日本への一般化には注意が必要。親の回答に基づく評価であるため、回答バイアスが生じる可能性がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
観察研究ある時点の関連を調べる研究。関連=原因とは限らない。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
横断的観察研究
エビデンス強度
観察研究
掲載誌
Frontiers in Psychology
発表年
2026
DOI
10.3389/fpsyg.2026.1856120
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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