朝の牛乳摂取が1〜6歳の日本の幼児の概日型・メンタルヘルスに与える影響:質問票と介入研究
Questionnaire and Intervention Study on Effects of Drinking Cows' Milk at Breakfast on the Circadian Typology and Mental Health of Japanese Infants Aged 1 - 6 Years
どんな研究?
01 — Summary保育園・幼稚園に通う1〜6歳の幼児1,112人を対象に、朝の牛乳摂取と睡眠習慣・気質の関連を調べ、介入研究も実施した研究です。朝に牛乳を飲む習慣がある幼児は朝型の傾向があり、睡眠習慣にも良い関連が見られたと報告されています。牛乳に含まれるトリプトファンがメラトニン産生を促進する可能性が考察されています。
要点
02 — Key points- 01朝に牛乳を飲む習慣が1〜6歳幼児の朝型睡眠パターンと関連していた
- 02質問票と介入研究の両面から朝の牛乳と睡眠・気質の関連が探索された
- 03牛乳のトリプトファンがメラトニン産生に関与する可能性が考察されているが、因果関係は不明
介入群の詳細や割り付け方法が明確でなく、バイアスリスクがあります。質問票の自己報告に依存しており、睡眠は客観的に計測されていません。掲載誌のエビデンスレベルは高くありません。関連であり因果ではありません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 観察・準実験研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Natural Science
- 発表年
- 2016
- DOI
- 10.4236/ns.2016.85045
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related乳児期における概日リズム成熟と腸内細菌叢のバイオマーカーとしての便中メラトニン
生後3・6・12か月の乳児を対象に、便中のメラトニン(体内時計に関わるホルモン)と腸内細菌の多様性・睡眠の関係を調べた観察研究です。便中メラトニン量は月齢とともに増え(ただし個人差が大きい)、特定の腸内細菌の種類とも関連していました。腸内細菌と体内時計の発達が連動している可能性を示す研究です。
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