トイレトレーニングは、いつ・どう進めるとよい?
トイレトレーニングの「正しい開始時期」や「いちばん良いやり方」を決めつけられるほどの根拠は、まだそろっていません。研究をまとめると、集中的に教える方法も、子どものペースに合わせる方法も、どちらも健康な子どもでは無理なく身につくと報告されています。ただし2つを直接くらべた質の高い研究はなく、優劣ははっきりしません。完了の時期は平均で2歳半ごろが多く、開始や完了の年齢とその後のおもらしなどとの関連は、調査によってはみられませんでした。子どもの様子(おしっこの間隔があく、自分で知らせる、便座に座れるなど)を目安に、焦らず進めるのがよいと考えられます。
「いつ・どう進めるとよいか」という問いの中心となる根拠は、RCTではなく観察研究を多く含む系統的レビュー(研究のばらつきが大きく統計的に統合できず、方法どうしの直接比較もない)と横断研究2件で、いずれも質:高い研究(RCT、またはRCTをまとめたレビュー)にあたらない。早くからの介助つきトイレトレーニングを調べたRCTが1件あるが、これは「おなかの不調を減らすか」という別の問いを扱い、しかも差はみられなかった(開始時期や方法の優劣そのものには答えていない)。対象が日本以外の国に限られる(非直接性)、思い出しにもとづく観察研究も含む(バイアス)、開始・完了時期と排泄トラブルの関連は調査によって結果が割れている(非一貫性)ことから、確実性は低いとした。トレーニングを人に割り当てて比べる介入研究は現実に行いにくく、観察研究が中心になりやすいテーマでもある。
※ このテーマは、その要因を人に割り当てて比べること(ランダム化比較試験)が 倫理上・現実的にできないため、構造的に「質:高い」の研究は得られません。 観察研究が最良の証拠であり、確実性が「中」や「低い」にとどまるのはそのためです。
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乳幼児期の呼吸器ウイルス感染(細気管支炎・ライノウイルスなど)や抗菌薬の使用、大気汚染、アレルゲンへの反応などが、子どものぜんそくや喘鳴と関連するという報告が複数あります。いずれも観察研究が中心で、関連であって原因と結果(因果)の証明ではありません。要因は一つではなく、複数が重なると考えられています。
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父親の妊娠前の健康(体重・生活習慣)は、赤ちゃんの出生体重と関係する?
父親の妊娠前の体重や生活習慣と、赤ちゃんの出生体重との関連は、まだ研究が少なく、はっきりしたことは分かっていません(証拠が不十分)。母親側に比べて調べられておらず、今後の検証が必要な段階です。
妊娠高血圧症候群は、子どものその後の血圧や代謝と関係する?
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