夜更かし・夜型の生活リズムは、思春期の子の心や成績に影響する?
思春期は体内時計が後ろにずれ、自然と寝る時刻が遅くなりがちです。平日と休日で寝起きの時刻が大きくずれたり、夜更かしが続いたりすると、うつや不安の症状、太り気味、睡眠不足と関連すると複数の研究が報告しています。ただし観察研究が中心で、関連があっても因果関係を示すものではなく、確実性はまだ低いと考えられます。始業を遅らせる試みも、睡眠の改善と関連すると整理されています。
支える研究は観察研究のまとめ・横断研究・論考が中心で、RCT(やRCTをまとめたレビュー)など質の高い裏づけがないため。SJLとうつ・不安のメタアナリシス自体も、確実性をとても低いと評価している。生活リズムと心の状態は互いに影響し合う可能性もある。
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睡眠は、子どもの心の健康や感情と関係する?
睡眠が足りない・不規則だと、子どもの心の健康や感情の安定と関連すると複数の研究で報告されています。睡眠時間だけでなく、質や規則性も大切だと考えられます。観察研究が中心で、互いに影響し合う面もあります。
スクリーン(テレビ・スマホ・タブレット)の使用は、子どもの睡眠と関係する?
画面を見る時間が長い子ほど、睡眠時間が短く、就寝時刻が遅く、寝つきが悪い傾向があると複数の研究が報告しています。特に布団の中での画面利用や寝る前の利用が睡眠の問題と関連しやすいようです。ただし支える研究は観察研究が中心で、関連があっても因果関係を示すものではなく、確実性はまだ低いと考えられます。画面の『量』だけでなく『時間帯』も関わる可能性が指摘されています。
ふだんの食事は、子どもの学習や成績と関係する?
ふだんの食事と、子どもの学習・成績や発達との関係は、よく注目されます。研究をみると、特定の食事や食品で学習・成績がはっきり良くなるという十分な根拠はまだ得られていません。一部の食品では発達との弱い関連が報告されていますが、観察研究が中心で、因果関係まではわかっていません。
自然や緑の多い環境は、子どもの発達や健康によい?
住まいの周りに緑(自然)が多いことは、子どもの発達や睡眠、心の健康が良いことと関連すると複数の研究で報告されていますが、いずれも観察研究で「自然が直接よくする」と断定はできず、関連の段階です。
コロナ禍は、子どもの発達や心の健康に影響した?
新型コロナの流行は、子どもの発達や心の健康に小〜中程度の好ましくない影響と関連したと報告されています。外遊びや交流の機会の減少など、生活の変化が背景にあると考えられます。