野菜嫌いは、くり返し出すことで食べられるようになる?
同じ野菜をあきらめずにくり返し出すなど、食べさせ方を工夫すると、子どもの野菜の摂取は少しずつ増えることが、ランダム化比較試験のまとめで示されています。ただし効果の大きさは小さく、すぐに大きく変わるわけではないので、気長に続けることが大切です。
53件のランダム化比較試験をまとめたコクランのレビューがあり(質:高い)、くり返し出すなどの食べさせ方の工夫で野菜摂取がわずかに増えると一貫して示されている(GRADEで中程度の確実性)。ただし効果は小さく観察期間も短いため「高い」までは上げない。
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生活習慣への取り組みは、子どもの肥満の予防・改善に役立つ?
子どもの空腹・満腹のサインに応じた食べさせ方や、運動・食事・行動を組み合わせた取り組みが、体重をほどよく保つ・改善することに役立つと報告されています。効果は中くらいで、家庭と環境の両面の工夫が大切です。
幼児期の食べ方は、その後の食習慣と関係する?
幼児期の食べ方のパターンが、その後の食事の質(野菜の摂取など)と関連するという報告があります。小さいころから多様な食品に親しむことが、後の食習慣の土台になりうると考えられます。
手づかみ離乳(赤ちゃん主導の離乳食・BLW)は、ふつうの離乳食と比べてどう?
成長や体重の増え方はふつうのスプーン離乳と大きく変わらないとみられ、食べる食品の幅が広がる可能性はありますが、自己流では鉄が不足したり窒息のリスクが心配されるため、鉄の多い食材や食べやすい形・見守りなどの工夫が前提です。
抱っこ・おんぶ(ベビーウェアリング)は、赤ちゃんの泣き(コリック)をやわらげる?
抱っこやあやし方など、保護者が体に触れて関わるケアは赤ちゃんの泣きや家庭の負担をやわらげる可能性がありますが、抱っこ・おんぶそのものを直接調べた質の高い研究は乏しく、現時点では根拠は限定的です。
子どものぜんそく(喘鳴)には、何が関係する?
乳幼児期の呼吸器ウイルス感染(細気管支炎・ライノウイルスなど)や抗菌薬の使用、大気汚染、アレルゲンへの反応などが、子どものぜんそくや喘鳴と関連するという報告が複数あります。いずれも観察研究が中心で、関連であって原因と結果(因果)の証明ではありません。要因は一つではなく、複数が重なると考えられています。